ZAKKI II

カネコなう

春だね。駄菓子屋

へ思いを馳せています。

いいよね、駄菓子屋。小学校の近くにあってよく行ってた

 

半兵衛とかあるじゃん。居酒屋で駄菓子を提供します、っていうモチーフのやつ。あれもあれでいいんだけど、俺のイメージする駄菓子屋って、もっと暗くてネガティブな印象なんだよね。別にディスってるわけじゃなくて、明るくて陽気で....って感じじゃなくて、もっと小さく完結してたというか....「穴場」的空気が魅力だったのにな〜と思う次第です。

 

ビジュアル的にはみんなでワイワイ、って感じなんだけど、その実黙々と買って食べて、というマインドで駄菓子屋に通っていた。百円握りしめて、この百円をいかにして効率よく使うかという己との戦いだったように思う。別に誰かが奪い取るわけではないけど、あの場所には少しの緊張感があって、友人と仲良く買い物という雰囲気と少し違った。

 

ひとしきりその買い物の儀式を終えたら、みんなで階段に座ってブタメン食う。コンビニの前でカップラーメンとか食べるのにちょっとテンション上がるのは、この頃の楽しいっていう刷り込みな気がする。ちげーかも。

 

なんで何かを模したスペースって、「そうじゃないんだよな〜」があるんだろう? 何か決定的にズレててむしろ遠ざけてしまうことがあります。

 

俺は居酒屋に行きたいんじゃない、駄菓子屋に行きたいんだ。